白狐のひとりごと。

季節の花や自然、不思議なお話、楽しいお話、面白いお話、旅のお話などを、白狐がひとりごとで綴っております^^

面白い仏教の世界⑥…宋帝王(そうていおう)王府、大蛇と化け猫の審判。

※白狐が、死後の世界を旅するという想定で、書かせて頂いておりますが、宗派や歴史により、内容が多少違う事もございます。 昔、先生から学んだ「十王経」(じゅうおうきょう)の経典に基づき記しますが、創作のやりとりの部分もございますので、ご了承下さいませ。 「さて、次の王府は、死者が死んで21日、三週間目に行われる裁判の日、宋帝王(そうていおう)王府じゃ。」 ホトトギスが言いました。 「次は、どんな罪を…

面白い仏教の世界⑤…三途の川のほとりにある、初江王(しょこうおう)王府。

※白狐が、死後の世界を旅するという想定で、書かせて頂いておりますが、宗派や歴史により、内容が多少違う事もございます。 昔、先生から学んだ「十王経」(じゅうおうきょう)の経典に基づき記しますが、創作のやりとりの部分もございますので、ご了承下さいませ。 三途の川を渡り終える直前、川沿いに美しい宮殿が見えました。 「あの美しい宮殿は、何でしょうか?」 ホトトギスに尋ねました。 「あれは、初江王(しょこ…

面白い仏教の世界④…衣領樹(いりょうじゅ)の木と、三途の川。

※白狐が、死後の世界を旅するという想定で、書かせて頂いておりますが、宗派や歴史により、内容が多少違う事もございます。 私が先生から学んだ「十王経」(じゅうおうきょう)の経典に基づき、記します。 創作のやりとりの部分もございますが、ご了承下さいませ。 秦広王王府を後にし、白狐は、ホトトギスと共に、三途の川へ向かいます。 「まずは、三途の川のほとりにある、柳の木に似た、衣領樹(いりょうじゅ)の方へ行…

面白い仏教の世界③…秦広王(しんこうおう)王府と俱生神。

※白狐が、死後の世界を旅するという想定で、書かせて頂いておりますが、宗派や歴史により、内容が多少違う事もございます。 昔、先生から学んだ「十王経」(じゅうおうきょう)の経典に基づき記しますが、創作のやりとりの部分もございますので、ご了承下さいませ。 (②の続きです。) やっと、死出の山を下りました。 7日ぶりに、他の人を見るので、ほっとしました。 三途の川方面へ歩こうとすると、 「そっちではない…

面白い仏教の世界②…死出の山(しいでのやま)。

※白狐が、死後の世界を旅するという想定で、書かせて頂いておりますが、宗派や歴史により、内容が多少違う事もございます。 昔、先生から学んだ「十王経」(じゅうおうきょう)の経典に基づき記しますが、創作のやりとりの部分もございますので、ご了承下さいませ。 「線香と、守り刀のお蔭で、魂を悪霊にとられなくて、良かった…」 お通夜が終わり、旅の支度が出来ました。 これから、「死出の山」(しいで…

面白い仏教の世界①…冥土の旅の支度。

※白狐が、死後の世界を旅するという想定で、書かせて頂いておりますが、宗派や歴史により、内容が多少違う事もございます。 昔、先生から学んだ「十王経」(じゅうおうきょう)の経典に基づき記しますが、創作のやりとりの部分もございますので、ご了承下さいませ。 「仏教」という言葉を聞くと、何か堅苦しいとか、質素倹約とか、煩悩を抑制した生活とか、そういったイメージを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか? …

可愛いチロリアンランプの、花の思い出。

5月を過ぎると、道端で時々みかける、可愛いランプのような真っ赤なお花。 ある日の午前中、お花の先生から電話がかかり、「今から家へ遊びにこない?」とまるで友達に電話するかのようにお電話をかけてきて下さいました。 当時の先生のご年齢は94歳位。 私は20代前半でした。 先生は、ご結婚されていらっしゃらず、3つ年上の97歳位のお姉さんと、同居されていらっしゃいました。 その日は確か7月位だったでしょう…

トルコキキョウと、生け花の先生の思い出。

トルコキキョウの花を店先で見かけるようになると、毎年思い出す思い出があります。 まだ20代前半の頃、今時こんな事を言う母親はいないと思うのですが、 母が、「嫁入り修行には、お料理、お花、お茶等の嗜みが必要だから、何か習いなさい。」と言い、私は、母の友人から「茶道」を、お花は、若い人が気楽に習える華道教室のような場所に習いに行っておりました。 華道の先生は、私の伯母の時代から華道の先生をされていら…

七夕生春巻きと、天の川銀河。

今日は七夕。 いつの頃でしょうか? 七夕に、七夕カレーや、七夕ゼリーなるものが登場してきたのは… 私の子供の頃には、これらのメニューは、存在しておりませんでした。 子供の頃の七夕と言えば、やはり七夕飾り。 じいちゃんが、軽トラで山から笹を持ってきてくれ、それに七夕の短冊に、様々な願いを書いて飾った事でしょうか? 後は、街の中心部に行くと、七夕の飾りつけを商店街でしていて、その下を夜…

病院の花壇に癒されて。

九州大学病院に通院するようになって、もう6年になります。 他の病院から、うちではもう診られないと言われ、紹介状を片手に、夫と病院へ向かいました。 複数の症状が重なり、もう私は治らないんだ…と落ち込み、子供がまだ小さいのに、どうすれば良いのか途方に暮れ、ただただ、深い悲しみと不安、顔も人様に見られたくない為、下を向いて病院へと向かいました。 駐車場へ止めて、病院入り口まで歩きます。 …

インドの緑の父と呼ばれる日本人…杉山龍丸氏。

インドで、グリーンファーザー、緑の父と呼ばれている人物の事を、皆さんご存じでしょうか? 私が尊敬しております、「杉山龍丸」(すぎやまたつまる)氏は、福岡県福岡市の生まれで、私財を投じて、インドの砂漠に数千万本の木を植え、砂漠だった荒野を緑の大地に変えた人物です。 彼のその功績は、今でもインドの人々から、偉大な偉人として、緑の父として尊敬され続けております。 1919年、杉山龍丸は、福岡県出身の作…

散歩中の、植物成長の楽しみ。

散歩をしていると、様々な植物を目にします。 「わあ~ここのお庭、とっても素敵。」とか 「わあ~ここの方は、野菜作りがとても上手ね。」とか 「わあ~こんなに大きな晩白柚がなっている!」とか 「ここのユリの花は、毎年楽しみだね。」とか 「ここのビワの木は、沢山毎年なるね。」とか とにかく、人様のお庭であっても、植物が成長している姿は、とても楽しみです。 決してその果実が欲しいという訳ではなく、小さな…

美輪明宏さんを偲んで…日本文化に触れるという事。

美輪明宏さんがお亡くなりになられた事を、昨晩知りました。 また1人、日本から大切な方がいなくなりました。 「愛」と「平和」の大切さを、ずっと伝え続けて来られた方でした。 かなり前の話になりますが、美輪明宏さんが、テレビ番組に出演されていた時の事です。 「今、夢も希望もなく、生きがいも感じない若者が沢山います。そういう方はね、日本文化に触れるといいです。美しい日本の文化に触れる事で、自分のDNAの…

季節の花を楽しむ事。

先日、AYUさんという、人と自然をとても大切にされていらっしゃる方のご投稿に、セイヨウニンジンボクの木のお写真が載っておりました。 昔、道の駅で花束を購入したのですが、アジサイとセットになった薄紫色の花は、何とも言えない美しさで、和とも洋ともとれる涼し気な空気を醸し出しておりました。 初めて見るお花でしたので、何のお花かお店の方に聞きますと、それは「セイヨウニンジンボク」の花だと言います。 私は…

良縁祈願、その後の出来事…細い眉毛を変えたお話。

当時の私は、少し前に見ていた「アリー・マイラブ」という海外のドラマに影響されておりました。 アリーマイラブは、アメリカのボストンを舞台に、ハーバード大学卒業の、エリート女性弁護士の、アリー・マクビールが、法律事務所の仲間達と、様々な案件を解決しつつも、幸せな結婚を夢見ながら、様々な男性に恋をし、失恋を繰り返します。 個性的な仲間、個性的な登場人物、個性的な主人公が引き起こす、笑ってしまい、そして…

良縁祈願、その後の出来事…Мさんのお話。

和尚さんに良縁祈願をしてもらい、私はOさん(※仏教と共に生きる(前編)で書かせて頂いた方)のように、すぐに良い人とめぐり逢い…ゴールイン!となるのかな?と期待しておりました。 しかし1年もすると、当時の出来ていない私は、「結局お寺で、良縁祈願をしてもらってもダメじゃん。」とひねくれ、仕事にまた明け暮れる日々が続いておりました。 ある時、私の会社でアルバイトを雇う際、私と上司が面接を…

和尚さんとの昔話②

ある時、話の流れで、和尚さんが東京で就職していた話になりました。 「何の仕事をされていたのですか?」と聞きますと、 「わしはな、刑事をしとったんだぞ。悪い奴を沢山刑務所に送り込んだ。」 と言うのです。 私「えっ!刑事ですか?」 「うん、警視庁で刑事をしてたんじゃ、ハハ。」 なるほど…だからいつも私を見る目線が鋭かったのね! 私はようやく、その事が理解できました。 以前、「シニアカー…

和尚さんとの昔話①

和尚さんと出会い、私は事あるごとに問題が発生すると、相談に乗ってもらったり、時にはご祈祷をして頂いたりするようになっておりました。 和尚さんは、いつも鋭い目つきでまず私を見る事が多く、正直少し怖いイメージがあるのですが、お話をし始めると、長い時には2時間位話し込む事もあり、実はとても話好きな和尚さんである事が分かりました。 私は、戦時中、満州で死んだ父方の祖母によく似ていると、幼い頃より言われて…

仏教と共に生きる…ある和尚さんとの出会い。(後編)

そのお寺は、のどかな田舎の、とある小さな集落の一角に、その土地に馴染むようにありました。 狭い昔ながらのコンクリートの道を車で進み、敷地のお堂らしき場所の前に車を停めます。 どちらに声をかけて良いのか分かりませんでしたので、お堂の階段を上がります。 入り口には「高野山 真言宗 〇〇寺」と書かれておりました。 引き戸を開けて、しばし待ちますと、黄土色に紫の袈裟をかけた和尚さんが現れ、「そこからあが…

仏教と共に生きる…ある和尚さんとの出会い。(前編)

29歳の時でしたか、私はただ仕事に没頭する毎日を送っておりました。 私の勤めた会社のビルは、98%程が男性で、それも既婚者のおじさんばかり。 ビルの警備は厳重でしたので、出入り業者もほとんどなく、出会いの場はほぼゼロに等しい職場でした。 友人達は、コンパ等の飲み会に誘ってと、私にお願いし参加する事はあっても、私は全く誘ってもらえず、出会いが全くないので、お見合い相談所に登録しましたが、見当違いな…