白狐のひとりごと。

ノンフィクションの不思議な話、楽しい話、面白い話を、白狐がひとりごとで綴ります。

美味しい!楽しい!山口県魅力の旅⑪~明神池、トンビの餌やりと天然水族館。

白狐


萩市の旅館に少し早めにチェックインさせて頂き、夕食までに時間がありましたので、少し散歩をしてみようという事になりました。

旅館は少し萩市の中心部より離れておりましたので、地図で検索しますと、徒歩約20分程の所に、明神池という国の天然記念物に指定された、不思議な池がある事が分かりました。

・明神池

明神池は、笠山と本土の間に、溶岩の岩と間に砂州ができて陸続きになり、その際、埋め残されてできた池、海跡湖です。

外海とは溶岩塊の隙間を通して繋がっているため、潮の満ち引きを見ることができる汽水湖で、その為、ボラ、エイ、マダイ、クロダイ、スズキ、メジナ、シマイサキ等が至近距離で見られる不思議な池です。

池の北側に弁財天が祀られていることから「弁天池」、藩主の茶室が建てられていたことから「御茶屋の池」とも呼ばれている景勝地であり、天然記念物でもあります。

また、池のほとりには、厳島神社があり、海の神様として、豊漁祈願などの信仰がされております。

漁村の中を通り、明神池に出ますと、美しい湖畔の風景に感動致します。

しかし、看板に魚の名前が表示されておりますが、そんなにめずらしくない魚が見られるのが、なぜめずらしいのだろう?と素朴な疑問が湧きました。

・風穴

明神池の奥にあります、風穴は、穴は見当たらないのですが、岩の隙間から山の向こう側の風が流れてくるそうで、天然のクーラーと呼ばれているそうで、その日はとても暑かったのですが、とても冷たくて涼しいのにびっくり!

何と気温11℃。

夏場はずっとここにいたい気分です。

更に湖周辺を歩いてびっくり!

海中や水族館でしか至近距離で見られない、マダイやクロダイと目が合う距離なのです!

あちらが人間に慣れているのかは知りませんが、ダイビングなどで潜っている時と同じ目線で、それも浅い湖の岸辺で、目が合うのは、信じられません。

タイやクロダイは、そこそこ大きな体つきで、エイもめちゃくちゃ近くを泳いでいて、それもかなりの数の魚が集まっています。

しかし、ここは海の神様の池、天然記念物に指定された場所でもあり、釣りは禁止されています。

池のほとりで観察をしていると、通りがかった方から、「あそこに餌が売ってるよ。1つ50円だったよ。」と教えて下さいました。

でも実は餌を買ったのは、魚にあげる用の為ではありませんでした。

↑池のほとりにある、「いそ萬」という食事処の店頭に1袋50円で販売されておりました。


私は野鳥が好きで、自宅でもいつも野鳥観察をしておりますが、トンビは空高く遠くを飛んだり、たま~に電柱で見る事もありますが、トンビを間近で見る事はそうありません。

そのトンビが何羽も電線にとまっているので、あれ?と思っていると、湖畔にいた家族が、パンをちぎって空に投げているのです。

すると、何羽ものトンビがそのパンを空中でキャッチ!

すごい!トンビに餌付けしている。

暗くなったので、翌日再度訪れ、トンビに投げてみましたら、

ちゃんとキャッチしてくれます。

ハトのように近くまで歩いて寄ってくる事はありませんが、近くで見るとものすごい迫力です。

やっぱり猛禽類ですね。

かっこいい。

私も投げましたが、キャッチしてくれました^^

↑池の方に投げると、トンビがキャッチしてくれますが、落ちたパンは、沢山の魚達がバシャバシャと音を立てて食べてくれます。

お昼に、こちらの「いそ萬」というお店で、ウニ飯とサザエのつぼ焼きを頂きました。

明神池が一望でき、落ち着いて食事ができたのは良かったです。

あれだけ撮ったはずの魚やトンビの写真が何故か消えていたのには、ショックでしたが、トンビや魚達に餌付けまでできたのは、とても良い思い出になりました。


萩市では、正直「明神池」が一番気に入った場所となりました。

城下町も有名ですが、無料水族館に、魚やトンビの餌付け体験が出来る貴重な穴場的なスポットかもしれません。

自分に起こっているすべての事には意味があります。